この記事では、Suicaをはじめとして、PASMO・ICOCAなどの電子マネーに入金できる上限金額についてまとめている。
普段から電車やバスを使っていて、ふと気になったので調べてみたが、結論からいうとSuicaは2万円までしかチャージする事ができなかった。
この理由については記事内で記載している。
その他の電子マネーについても上限金額や特徴などをまとめたので、利用する際に参考にしていただければと思う。
Suica・PASMO・ICOCAの入金上限額は2万円!理由も調べてみた
では、さっそく上限金額についてまとめる。
この項目ではSuica・PASMO・ICOCAについて記載しているので、楽天edyやクイックペイに関しては、その下のその他の電子マネーサービスの上限は?」を参照してほしい。
入金の上限額 | オートチャージ | |
---|---|---|
Suica | 20,000円 | 1日に入金できる金額は10,000円 |
PASMO | 1日に入金できる金額は10,000円 1ヶ月で50,000円までしか入金できない |
|
ICOCA | 1日に入金できる金額は20,000円 1ヶ月で40,000円までしか入金出来ない |
ご覧の通り、これら3つの交通系電子マネーのチャージ可能な上限額は「2万円」と決まっている。
そもそもSuicaをはじめとした交通系電子マネーは、買物などに利用することを前提に作られたわけでは無いので、上限額が2万円になったのだと考えられる。
さらには、紛失・盗難された場合、中身を一気に使われてしまう可能性もある。記名式Suica・ビューカードであれば、金銭保障を受けることが可能だが、手続きを行った段階でチャージしていたお金を使われていた場合だと残高は戻らない。
こういったリスクがあることから、2万円を越える額をカード内に入れておくのは危険と判断されたのではないだろうか。
金銭保証について
Suica・PASMO・ICOCAを紛失してしまった場合は、再発行および保証を受けることが出来る。
※「無記名Suica・無記名PASMO・おとなICOCA」は再発行および金銭保証を受けることが出来ないので注意。
入っていたお金も戻ってくるが、以下の部分に注意してほしい。
紛失してから各受付で利用停止の手続きを行う⇒利用停止⇒再発行…となるわけだが、この「利用停止(機能凍結)」をした時点での金銭を保証することが可能である。
上記でも記載したが…「紛失⇒○○○⇒利用停止の手続き完了」この紛失してから手続きを行うまでの間に、カード内のお金が使われてしまっていた場合は、使用された後の金額でカード再発行となる。
極端な例だと、カードを紛失してから5分後に駅で手続きを行っても、その5分間で全額使用されれば、ご自身のカードには一銭も残らない。
交通系電子マネーは、電車・バス・お買い物と幅広い用途に使用することが出来る便利なサービスだが、パスコードが無いため誰でも使用できる危険性も孕んでいる。
そのため、上限は2万円だが無理に限界までチャージしておく必要はない。そして、無くしたかも…と思ったらすぐに利用停止の手続きを行おう
その他の電子マネーサービスの上限は?
nanacoやedyなどの一般的な電子マネーに関しても上限金額を調べてみたので、利用する際はぜひ参考にしてみてほしい。
入金上限額 | 備考 | |
---|---|---|
nanaco | 50,000円まで | 1回に利用できる額は29,000円 |
楽天edy | 1回に利用できる額は25,000円 | |
WAON | 20,000円~最高50000円まで | 1回に利用できる額は最高29,000円 |
クイックペイ | カード会社からの引き落とし | 1回に利用できる額は20,000円 利用できる上限は契約しているカードの限度額に依存する |
交通系電子マネーに比べると、入金限度額は多いが、使い過ぎを防止する名目で1回に利用できる額も制限されている。
クイックペイに関しては、電子マネーではあるもの、クレジットカードを通したサービスなので、クレカの上限に達するまで使用する事が可能。
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